2015年4月19日日曜日

3Dプリントサービスでナイロン(ポリアミド)の中空成形する際の手順1(覚え書き)

 今回は3Dプリントサービスでナイロン(ポリアミド)でモデルを作る際の手順を
自分なりにまとめたものを記事にしようと思います。
(誤字脱字等はご容赦)
 
 フルカラー石膏のやり方はまた違います。

まずはZbrushでの作業です。ダイナメッシュでモデルを一体化します。
Deformation→Unifyで寸法を統一すると後々管理が楽な気がします。

















既に一体化したモデルを表示しているので、Resolutionの数値はデフォルトです。
下に表示されているActivePointで数値を大雑把に確認して下さい。
 次にDecimetionMasterのPre-Process→Decimateでデータを
軽量化します。


















データ内のゴミメッシュをなるべく減らす為にPolygroup→Autogroupをかけます。
ここで本体モデルをクリックして、何も表示されない画面になったらゴミがある証拠です。
Ctrl+シフトで更に反転表示、Dell Hiddenでゴミを削除、念の為にClosehollで穴を塞いで
再びAutogroupで一体化します。(NetfabbやMeshmixierで修復する方法もあります)

プラグインの3DPrintExporterで出力サイズを入力してSTL出力します。

次にAutodesk Meshmixierを起動してSTLモデルをインポートします
入手・操作方法は既にネットに詳しい情報もありますのでそちらを検索してください




 












Edit→Hollowで中空成形に加工します。Hollowを押した時点で
デフォルトで中空部分が作られますが、必要な数値をいれてアップデートします

















一番上に厚みを調整する項目が、その下2つは内部メッシュの解像度なんで
一応目いっぱい上げておきます。
その下は貫穴の数・サイズ・穴のテーパーを調整する項目ですが、今回は底を
抜くので邪魔なのでHolls per hollowに0と入れます(1と出ますが穴が出来ません)
Acceptを押して作業は中空化します。
File→ExportでObjファイルでエクスポートします。
(OSを日本語ユーザー名で登録していると、Meshmixerの拡張子Mixで保存する際に
エラーを起こして終了することがありますが、Objファイルでエクスポートできれば
目的は果たせるので、これは無視します(^^;)

再びZbrushに戻りObjファイルをインポート、サイズが変わっている場合は
Unifyでサイズを合わせます。サイズを統一する方法は色々ありますがとりあえず
これがお手軽かと…
 元のモデルにAppendしてAutogroupをかけると内部のモデルが別グループに分離できます。
内部モデルをSplite hiddenで分離します、Meshが裏返っているので
Display properties→Flipでメッシュを反転すると抜き型が出来ます。


 














元モデルをCtrl+Zでデシメーション前に戻しておくと精度的にはいいかもしれません。
長くなるので続きます。

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